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3回目の緊急事態宣言

コロナ禍での生活も2年目に入りました。

5月11日(火)までとされていた3回目の緊急事態宣言も延長は不可避のようですね...

 

最近は、①レッスン室でのレッスン、②オンラインレッスン、③レッスンをお休みするという3つの選択肢を作り、それぞれの生徒さんの希望に沿った形でレッスンを実施していました。

 

今回の緊急事態宣言は、まん延防止など重点措置よりも強い対応がなされるという事で、レッスンをどうするのかとても悩んでいたのですが...

 

そんな私を元気付けてくれたのがある生徒さん達の言葉です。

 

「先生、またコロナのが出ちゃうじゃない?もしね、先生にその事聞かれたら、大丈夫ですって言っておいてって言ってた。」

と👦君。緊急事態宣言が発令されても、レッスンを継続しますというご両親の言葉を伝えてくれたのです。

 

「本当?パパ、ママは大丈夫って??👦はどう思う?」

と尋ねると、身体をブンブンと振って「来た~い!」と。

 

その様子がとても可愛くて思わず私も微笑んでしまい、いつもどこかにある緊張と不安のもやもやが一瞬吹き飛んで、とても温かい気持ちになりました。

ピアノのレッスンを楽しみにしてくれているんだな...と。

 

翌日、小学生の👧ちゃんのレッスン終了後、

「緊急事態宣言がまた出ちゃうでしょ。だから、またママにメールするね。これまでと同じように3つの中からみんなにどうするか決めてもらうからね。」とお話すると、「3つって?」と聞くので、①レッスン室でのレッスン、②オンラインレッスン、③お休みするの3つだよ、と説明しました。

 

すると、「オンラインは分からないからないと思う。あと③も」とニコッと笑って言うのです。

「③も」という👧ちゃんの返事がなんだかとっても可愛くて、また緊張がふっと解け...

 

「そっか、👧ちゃんはレッスンに来る、で大丈夫なのね?じゃあ、あとはママとお話してね。」とお伝えしました。

 

最近、自分でもよく考えてよい練習が出来るようになり、とても積極的になってきた👧ちゃん。

ママに聞く前に、自分はレッスンに来るんだという気持ちを伝えてくれて、またまた嬉しくなりました。

 

新型コロナウィルスの影響で非日常が日常になり、まだまだ先が見えないままの今、何かに対して「楽しい!」と思える心の余裕がなくなりつつある人もきっと多いのではないでしょうか...

でも、そんな時ですら笑顔と元気をくれる子ども達。

 

一日も早く新型コロナ感染症が収束し、そんな子ども達が本当に安心してレッスンに通える日が来ることを強く、強く願う毎日です。