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みんな頑張った発表会

昨日、発表会が無事に終わりました。

 

あいにくの天気でしたが...

生徒さん達のご家族のみなさんがお集まり下さり、生徒さん達はそれぞれに頑張った成果を発表してくれました。

 

緊張しながらも精一杯演奏して下さった生徒さん達、そしてそれを温かく見守りながら一生懸命聴いて下さるご家族の皆さまのおかげで、とても和やかな雰囲気のなか発表会を終えることが出来ました。

|演奏には見えないそれぞれのドラマがある


演奏は、数分でたったの一回きり。

聴衆の皆さんにはその時に聴いた印象が全てですが、その演奏には見えない部分にこそ生徒さんそれぞれのドラマがあります。

 

大きな生徒さんが誰もが知っている曲を弾く。

でも、その生徒さんはピアノを始めてまだようやく1年だったりして、その曲をみんなの前で発表するまでの状態にもっていった頑張りは驚異的なものだったり...

 

ブランクが10年ほどあった方が半年ほどでピアノを弾く感覚を取り戻すだけでなく、どうやって人とアンサンブルするか。

そして楽譜自体はあまり読めない人が、自分の耳を頼りにどのようにしてリズムも和声も難しい曲の譜読みをしていくか。アンサンブルの難しさをどう乗り切っていくか...

 

レッスンはしてきているのだけれど、直前まで「間に合いますか~」の状態だったり...

 

自分がやってみたいと選んだ曲だけと、どうしても難しい箇所があって、お家での練習が辛くなってしまった小さな生徒さんの最後の頑張り。

などなど...

 

それらをレッスンをする中でずっと見てきた私には、生徒さん達の演奏が違う形で聴こえてきます。

|家族の方々に温かく見守っていただいて


発表会もいろいろで、出入りが激しかったり、中にいても他の演奏には興味がなかったり、自分の出番が終わったら帰ってしまう、などなど...いろいろな”発表会あるある”話がありますが、これは発表会の微妙な部分ですね。

 

でも、あいにくの天気にもかかわらず、朝からリハーサルに付き添って下さったご両親、発表会にお越し下さった祖父母の皆さまやごきょうだいが、ずっと一生懸命生徒さん達の演奏を聴いて下さり、暖かい声援の拍手を送って下さったので、生徒さん達は緊張しながらも精一杯の演奏が出来たと思います。

 

生徒さん達が見せてれた頑張り、それを応援して下さった家族のみなさまに心から感謝致しております。

本当にありがとうございました。

 

そしてお疲れさまでした。

|次の発表会には⁉


昨日発表会を終えたばかりですが、今日はレッスン日。

レッスンに来てくれた生徒さん達は、なんだかニコニコで元気。

 

「昨日は疲れたでしょう?大丈夫?」と尋ねると、「うん、でも早く休んだから大丈夫!」とレッスン室に入って来てくれました。

 

「今日は何やるの??」とキラキラ✨とした目で尋ねる生徒さん。

「先生、次これですよね?」と発表会が終わってからねと言っていた楽譜を取り出す生徒さん。

 

「これ発表会で弾きたいんですけど、時間がかかると思う。次の発表会ってすぐじゃないですよね??」と尋ねる生徒さんに、思わず「いや、だって発表会昨日終わったばかりでしょ💦」と苦笑い。

帰り際、「来週レッスンお休みの週だからね!」と確認すると、「えー、嫌だ~来たいです。」と言ってくれたのはとても嬉しかったです。

 

「次の発表会で大好きな曲が弾ける!」「また新しい曲にチャレンジできる!」そんなワクワクした気持ちがまた次のステップへの頑張りへとつながるのでしょうね。

 

先生もパワーしっかりつけておかなければ...