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華麗な連打で軽やかに

発表会を間近に控え、生徒さんそれぞれが最後の頑張りをみせてくれています。

 

♪少し難しい曲にチャレンジしているから発表会の曲に専念している生徒さん

♪発表会ための仕上げが上手くいって他の曲にもどんどん取り組んでいる生徒さん

 

どの生徒さんも最後の仕上げに真剣に取り組んでくれていてとても嬉しです。

 

|暗譜もバッチリ


小学3年生の👧ちゃんは準備が上手くいき、30分のレッスンながらも他の曲に取り組む余裕があります。

 

生徒さんの中には、楽譜を見ていないと怖い子もいますし、覚えているけど楽譜がないと不安な子、逆に楽譜を見ながら弾くのが苦手で覚えてしまった方が上手に弾ける子もいます。

 

👧ちゃんは、お教室に通い始めた頃は教材の曲は進んでいましたが、時々音符がさっと読めないこともありましたし、曲の初めもポジションを探して手がさまよったりする事もありました。

 

でも、読譜や両手の合わせ方などにコツコツと取り組んでくれたので、ずいぶんいろいろな事が出来るようになってきました。今では「音符がパッと見てわかるようになった」と言ってくれています。

 

👧ちゃんは、私の話やピアノで示すことなどにとても興味を持って見て・聴いてやろうとしてくれるので、そうやって練習しているうちに自然に覚えてしまう事が多いです。

 

発表会の曲も自然に暗譜で弾けるようになっていました。楽譜を見て弾くことから解放されて、よりのびやかに演奏出来ています。

|同じ音の連打も軽やかに


初めは、発表会で別の曲を弾く予定だったのですが、あまりにもこの曲が自然に上手く弾けていたので変更する事にしました。

 

この曲では、同じ音が何度も続きます。

 

みんなピアノを始めて間もない頃は、新しい音もどんどん読めるようにならないといけないし、さらにいろいろなリズムパターンも出てきて頭のなかがグルグル🌀です。覚えることばかりで大変な思いをした後に別の曲で同じ音がたくさんでてきたりすると、「同じ音!簡単‼」と初めは思います。

 

でも、実はこれがなかなか難しい...

 

小さな生徒さんは、同じ音だから分かっているはずなのになぜが弾けなくて「??」の状態になってしまうこともあります。

「なんで弾けないんだろう...?」という表情になるので、「この音をジャンプしてごらん。そうすると次の音に降り来ることが出来るから。」と教えます。すると「そっか💡」と感覚的につかめるようになり、次からは「簡単~」とばかりに弾いてくれます。

 

👧ちゃんの曲は、2つどころか何度も何度も繰り返し出てくるのですが...

 

これだけしつこく同じような形で出てくると、不注意でリズムが不安定になったり、鍵盤を叩きつけるように弾いてうるさくなったり、手にだんだん力が入ってきて音が詰まってしまったり...などなど

思ったよりも上手く弾けない💦という事が起きたりします。

 

でも、👧ちゃんは、指・手首・手の使い方や弾き方を一度聴いただけで自然にマスターしてしまいました。👏

指がとても細くて、まだふにゃっとしてしまう事もあるけれど、この曲は自然な動きでとても軽やかに弾けてとても上手です。

 

本番も👧ちゃんらしい楽しく✨軽やかな🎹演奏を聞かせて下さいね...🍀