加納佐於梨 Saori   Kano

 

 

3歳よりピアノを始める。

武蔵野音楽大学ピアノ専攻卒業、同大学院音楽教育専攻修了。その後オーストリアに渡り、グラーツ国立音楽大学大学院室内楽科にてさらに研鑽を積む。ブラームスの室内楽作品に関する論文を納めて同大学院修士課程を修了、マギスター称号を取得する。

ピアノを矢野恵子、廣瀬恵子、村岡佐㐂子、ケーテ・ヴィットリッヒの各氏に師事。

 

武蔵野音楽大学大学院音楽研究科においては、幼児期におけるピアノ教育のあり方を研究。また、グラーツ国立音楽大学大学院修了後は、同大学の音楽教育学科に在籍し、ピアノ教育の理論と実践・早期教育の理論と実践を学び、子どもの指導研究に携わる。

 

大学在学中より、数多くの音楽家と国内外において演奏活動を行い、オーストリアでは、オーストリア・ブラームス協会主催の記念コンサートのほか、音楽祭などでウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の弦楽器奏者達と共演。12年にわたるオーストリアでの生活を終えて帰国。

 

これまで、日本国内はもとより、中国、オーストラリア、オーストリアなど各地において、小学校、高等学校芸術鑑賞会での演奏、盲学校、老人ホーム、病院などの慰問演奏を行うほか、様々な演奏会、記念コンサート、音楽祭に出演し、主に室内楽におけるピアノ奏者として演奏活動を行いながら、後進の指導にも力を注いでいる。