この度は、
加納佐於梨ピアノ教室のHPをご訪問いただきありがとうございます。
─楽しく音楽を学んでほしい...
─音楽が好きになってくれたら...
─好きな曲がピアノで弾きたい!
と始められるピアノ。
楽しく続けられる人がいる一方で、ワクワク・ドキドキして始めたはずのピアノのレッスンなのに1・2年でやめてしまったという話もよく聞きます。それはどうしてなのでしょう...
練習が出来なくて進むのが大変になった...
先生と合わないなどいろいろ原因はあるかと思いますが、やはり、「楽しく学びたい」の前に立ちはだかる「ピアノ=楽器が弾けるようになる難しさ」にあるのではないでしょうか。
初めてピアノを習うという小さなお子さまが体験レッスンにいらした時に、「〇〇ちゃん/○○くんはピアノ弾ける?」と聞いてみると...
「うん‼」と元気いっぱいにうなずき、
手を強く握りしめて大きく振り上げると、そのまま鍵盤に向けて一発。「ガーーン!」
付き添いのお母さまも思わず、フフッと苦笑い。
別のお子さまは、同じようににっこり笑って得意げな顔で、手をちょうちょうのようにペラペラと動かしながら右へ左へ...
またある時には、動かしていた指が足りなくなったと思ったらまるでアクロバットさながら手をパタッ!と裏返し⁉
このように万能感いっぱいのお子さまには、「自分が弾きたいように弾く」ということが「ピアノが弾ける」という事なのです。
それがレッスンも数回目になると、よーく知っている曲なのに、先生に「このお指を使って弾いてみようね」と言われて弾こうとしても、お指がピクピクするだけで思うように動かない...
やっと動かせるようになってきたと思ったら、次に立ちはだかるのが「両手の壁」。
長く伸ばさなければならない左手が、右手につられてどうしても鍵盤から離れてしまう...
もっと先に進めば、右と左で全く違うことを弾かなければならない。
違う動きに四苦八苦。頭の中がグルグルで、最後にはどこを弾いていたか分からなくなったように完全にフリーズ。
ある一定の時期までは、出来たと思ったらまた次の難しい課題...の繰り返し。
もちろん個人差はありますが、「ピアノ弾ける!」と自分で実感できるようになるまでにはほんの少し時間が掛かります。
頑張り屋さんで練習も毎日。どんどん先に進める生徒さんでも、新しい事にチャレンジする時には思わず口から「難しい...」とポロリ。いわんや、体験レッスンに来てくれたお子さんにとっては、「ピアノ弾けてたのに...?」ということにもなってしまったりするのです。
弾きたいようにピアノを鳴らしていた方が断然楽しい。型にはめられている感じがして自由じゃない。それが、すぐ出来るようになればまだしも、なかなかお指が動いてくれないとなると楽しくもなくなってしまったりするのです。
スポーツや楽器を習うのには、どうしてもそれをこなす技術習得の部分で個人差が出てきます。同じことなのに、すっと出来てしまう人と、時間を掛けて習得していく人。
でも、難しいことをやるのは楽しくないのかといったら、決してそんなことはありません。
「難しい...」と思わずつぶやいてしまう生徒さんでも、それが出来るようになるのが嬉しい。弾けるようになって楽しい。だからまた頑張れる。
だからこそ初歩の段階から、
♪弾いている曲はどんな曲なのかなど、生徒さんの感じる力を伸ばし
♪それをピアノでどうやって弾くとよいのかを丁寧に学びながら
音楽・ピアノを楽しむことを大切にしていきます。
もしも、
ピアノが弾けるようになりたいなと思ったら...
どうぞお気軽に体験レッスンにお越し下さい。